ナハニ国立公園
ナハニ国立公園
Nahanni National Park
所在国:カナダ
世界遺産登録年:1978年
世界遺産の種類:自然遺産
ナハニ国立公園はカナダ北西部のノースウエスト準州にある国立公園です。
1976年に世界で初めてユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された森と氷河とツンドラの地域です。
ナハニ国立公園の面積は4766平方キロメートルで、ロッキー山脈から連なるアラスカに至るまでの地域で、その内部をサウスナハニ川が横断しており、
その自然環境の厳しさから車でのアクセスはできません。
セスナ機やヘリコプターもしくは船(カヌーなどの小舟)で川を遡るしかなく、
容易に人を寄せ付けないために現在でも手つかずの自然が残されており野生動物の楽園となっているのです。
ナハニ国立公園の見どころとして代表的なものとしては、ナイヤガラの滝、イグアスの滝以上の落差100mを誇る壮大な景観のバージニア滝、
1年を通してオーロラが見られるイエローナイフ、
世界8大キャニオンのひとつラム・キャニオンの深い渓谷、
氷河から流れ出すエメラルド色の水をたたえたグレイシャー湖などがあげられます。
また30万年もの間、氷河の影響を受けることのなかった東部の原野は太古の景観をそのままに残しています。
カルスト地形も見られ、地中には無数の洞窟が広がっており鍾乳洞も多数あります。
また温泉が多数湧き出ており、
北緯60度を超える地域にもかかわらず穏やかな気候で珍しいランの種類の群生やオオカミ、グリズリー、カリブー、ムース、ドールシープなど多くの動植物の生息地となっています。